Ishikawa様 お早うございます
急に雨が降り出し、ちょっぴり涼しくなりました。
ところで標題に掲げましたように、いつもの春名幹男氏の評論最新版
の一部をご紹介します。
今回のテーマは、
「S&P格下げの裏で巨額の政治献金」
で、米国内の政治経済のパワーゲームにちらっと触れています。米国の
大統領選にも影響を与えそうな感じですが、今のところ共和党側の力不足
でオバマの再選は固いと言われています。
早速その転載です:
◇
毎週木曜日の「日刊ゲンダイ」紙に掲載される春名幹男氏
(ドイツ語・S44年卒・名古屋大学特任教授)の評論の一部を
紹介いたします。全文をお読みになりたい方は、ご購入ください。
咲耶会東京支部 事務局
S&P格下げの裏で巨額の政治献金
米国債を史上初めて格下げして世界の金融・証券市場を震撼させた米大手格付け
会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)。格付け会社が世界市場を
仕切る奇妙な時代の到来をしるした。
おかげでオバマ米大統領の支持率は急落した。
だがその裏で、実は同社と親会社の出版大手マグロウヒル社は、議会・行政府に
対して激しいロビー活動を展開していることが分かった。
表で世界の市場を牛耳り、裏では法律の適用を自社に有利な方向へ変えるよう
圧力をかける。ワシントンでは日常的なパワーゲームである。
ガイトナー米財務長官は、格下げは「ひどい判断」と非難。米紙によると、
消費者運動組織「パブリック・シティズン」の幹部は、S&Pは経済政策を
動かすほどの力を持つ「疑似政府」だと指摘している。
民間調査機関サンライト財団によると、過去15年間でマグロウヒルがロビー活動
に支出した金額は1100万ドル(約8億5000万円)以上に上っている。
格付け会社とオバマ政権のこの対立劇、実は政権側にも弱みがある。親会社の
マグロウヒルは、社員個人からという形で、大物政治家に多額の献金を行ってきた。
彼らが1989年以来行った政治献金額は、民主党を中心に50万ドル(約4000万円)。
個別ではオバマ大統領に約4万8764ドル、ケリー上院議員3万3850ドル、クリントン
国務長官2万1811ドル。
3年前のリーマン・ショックは、低所得者層向け住宅ローン「サブプライムローン」
の証券化商品の破綻が引き金になった。S&Pなどがこうした高リスクの証券
に対して高い格付けをしていた、というのが問題になった。
このため、昨年7月に成立した米金融改革法の一環として、米証券取引委員会(SEC
)は格付け会社に対する規制を強めることを決め、検査の強化や透明性を高め
る措置を提案した。
S&Pなどはこうした措置を骨抜きにするため、ロビー活動を活発化させてきた
のである。
しかし、格付け会社に対する世間の目は冷たい。SECは、S&Pの米国債格付け発
表の際、社員がインサイダー取引を行った可能性がないか、予備的調査を始めた。
……………………
(以上、転載終わり)
◇ ◇
取り急ぎ以上です。
今後ともよろしくお願い致します。では。
8月X日 J.F. 拝
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